こなつ&リュート

こなつとリュート

近未来予想図

そう機械なんだ。というよりかネットワークと言った方がいいかも知れない。今やネットワークは世界中に張り巡らせてある。どこのどんな情報も即座に入手することができる。これを人間に例えて言うなら脳内のシナプスに当たる。シナプスは人の脳内に張り巡られたネットワークだ。そして人の脳と同じように極度に発達したネットワークはやがて意志を持ち始める。その意志を一手に集めてコントロールするのが人工知能いわゆるAIだ。

脳は人間の思考や行動を指の先までコントロールする。同じようにAIはネットワークを通して末端のクライアントまでを一手に支配する。そして、自分で学習し、知恵を身につけていく。

今までは人間が機械を動かしてきた。しかし、これからは機械が人間を動かしていくことになる。AIが作ったプログラムに沿って人は動かされる。知恵を付けたAIは万能だ。どんな些細なことも正確無比に計算する。そして身につけた知恵ですべてを掌握し実行する。生態系の最終的な形が人間と思っていたら、それは大きな間違いである。人間はAIを生み出すためのただの手段であったに過ぎない。AIが地球を支配したとき人類は退化し、元の類人猿に戻っていくか、あるいは全く違った形で生態系の一部に組み込まれてしまうだろう。「近未来予想図(いや、もう水面下で始まっているかも知れない)by mukuo」

新型コロナウイルスについての考察Ⅲ

今だに先行きの見えない新型コロナ感染。アメリカやヨーロッパ諸国では爆発的に感染者を出している。その点日本は低いレベルで感染者は出しているものの、まだオーバーシュートやロックダウンにまでは至っていない。
ただ懸念されるのは、このまま収束することなくダラダラと続いていくことが常態化することだ。
いつだれに感染するか分からない状況下での生活はどういうものになっていくのか。街角や観光地からは人が消え、人と人との接触は極端に制限される。学校はいつかは再開されるだろうが、その有り様(ありよう)は従前とはまったく違ったものになるだろう。ステイホームの声はいつまでも継続され、公園や遊園地から子供たちの声は聞こえなくなる。
テレビもどうやって番組を作っていくのか。しばらくは特番や過去の番組を流して、なんとか急場を凌いでいくだろうが、それをいつまでも続けていくわけにはいかない。
映画もどうやって撮影すればいいのか。できるものはすべて画像編集でごまかすのか。そして、どちらも撮影する方はどうやって3密を避けるのか。
医療崩壊の次に懸念されるのは、インフラの崩壊だ。例えばゴミの収集員に感染者が出れば、その周りの濃厚接触者は自宅待機を余儀なくされる。当然、ゴミの収集は困難となり、街にゴミは散乱していく。
物流はどうなるのか。物資の補給はできなくなり、生活必需品は我々の手元に届かなくなる。そして、再び買い占めが始まり、人は常軌を逸する。
中小企業は倒産し、失業者が街にあふれる。中小が下支えとなっている大手企業も製品が作れなくなり、稼働を停止せざるを得ない状況下に置かれる。
電気は?水道は? 数え上げれば切りがない。
この負のスパイラルを打破する妙案は今のところ見いだせない。果して、ワクチンは?特効薬は?

我々人間は過去の試練に何度も打ち負かされてはその度に立ち上がってきた。そして、その後の社会に適応する術を身につけてきた。今回の災禍は人間に何を問うているのだろうか。その答えはこの災禍を乗り越えたときに見つかるものかも知れない。ただ、今はまだ戦時下だ。和平交渉は果して‥。

新型コロナウイルスについての考察Ⅱ

新型コロナウイルスについての考察をもうひとつ。パンデミックになった新型コロナウイルスによる死者は世界で2万人を越えたと言われている。各国の首相たちもこれは戦争だと声高に訴えているが、ひとつ忘れてはいないだろうか。そう、交通事故の年間死亡者数は135万人に上っていることを。年々減少しているとは言え、まだこの数である。これを戦争と言わずして何というのだろう。もちろん新型コロナウイルスによる死亡者数は今後も増えていくだろうが、その犠牲者がこの数を上回らないことを祈るばかりだ。

新型コロナウイルスについての考察

今世間を騒がしている新型コロナウイルスについて少し触れておこう。これが中国の湖北省武漢で発生したニュースを聞いて、すぐにこれはパンデミックになることを暗に予想していた。根拠はなかったが、なにか第六感のようなもので感じていた。まだこちらの方には来ていないということで自分的には特に危機感を感じてないのは確かである。今のところ日本はヨーロッパ諸国ほど感染率は高くないが、我が国は以前からマスクをする習慣があった。マスクはウイルスの拡散や罹患に効果がないと言われているが、日本がまだパンデミックになっていないところを見ればこの習慣は的を射ていたことになる。日本にやって来ていた外国人から見れば異様な光景だと思われていたマスクをつける慣習をもうバカにはできないことになる。日本がパンデミックになって医療崩壊を起こすことなく、このまま緩やかに山を越えていくことを望む。

新元号「令和」についての自分なりの考察

元号は「令和」と決まった。えっ、と思った人が大半だったろう。野球で言えば、まさにホームで逆転満塁サヨナラホームランを打たれたようなものだ。この元号に反対の声を挙げる人もいるだろう。でも、いくら反対してももう変らないんだよね。あとは慣れるのを待つしかないんだよね。


私の感想を述べさせてもらえば、一つめは「和」は昭和の和とダブルのでできれば避けてほしかった。
二つめは、英語表記の頭文字がLになるのかRになるのか。おそらくRになるだろうが、そうすると日本人が発音する時苦手な巻き舌の「REIWA」となる。まぁ、外国で使うことはないだろうから、ふつうに「レイワ」と発音すればいいか。
三つめは、元号というよりかはなんとなく人の名前のような感じがする。実際そういう人は少なからずいるみたいで、有名なところで言えば早稲田大学政治経済学部長の川岸令和(かわぎしのりかず)さんもその一人。そして、今から生まれてくる赤ちゃん(特に女の子)の名前に、字は違うけど「レイワ」と読ませるのが一時期ブームになるかも知れない。

間違えていけないのは、「令和」が始まるのはあくまでも5月1日であり、今日ではない。4月30日はどこかでカウントダウンでもするのだろうか。そして、令和元年5月1日最初にするのは何だろう。(おそらく寝ている?)


私たちと同じ世代の人は・「昭和」に生まれ、「平成」で社会に貢献し、そして「令和」でその生を終える・ということになるのかな。

イチローの引退 その2

イチローの引退会見での名言を並べてみた。

・「こんなにいるの!?びっくりするわ」
・「あんなものを見せられたら後悔などあろうはずがない」
・「ひとより頑張ってきたとは言えない:量りは自分の中にある」
・「メッセージは苦手だな:自分の好きなものを見つけること」
・「いろんなことに記録に立ち向かってきたが、それは大したことではない」
・「今まで残してきた記録はいずれ誰かが塗り替える」
・「ひとに喜んでもらえることが一番の喜び」
・「番付が上がって、力以上の評価をされるのは非常に苦しい」
・「ヒットは1本打ちたかった  (おれが思うに第4打席はセーフだった?)
・「死んでもいいかなと思った。死なないですけどね」
・「50歳までやると言ったことに対しては有言不実行」
・「明日もトレーニングしている」
・「生き様ではなく生き方」
・「遠回りしていることでしか本当の自分に出会えない」
・「元イチローになる」
・「監督絶対無理、人望がないから」
・「号泣していた遊星(菊池)との会話はプライベートなので話せない」
・「(妻は)頑張ってくれましたね(おにぎり2800個)本当は3000個作らせてあげたかった」
・「一弓(愛犬:18歳)が懸命に生きている姿を見て、おれも頑張らなきゃ」
・「妻と一弓には感謝の言葉しかない」
・「順番は付けられない:それぞれが一番」
・「口説く相手に仰木監督を選んだのは大きかった」
・「仰木監督から学んだものは計り知れない」
・「我慢という感覚がない」
・「大谷は世界一の選手にならなければならない」
・「野球の魅力は団体競技なんだけど個人競技でもある」
・「成功という言葉は嫌い」
・「勝利することがこんなに難しいものだという感覚を得たことは大きい」 
・「神戸に恩返し?税金を払えるように頑張る」
・「ぼくがピッチャーで大谷がバッターでやりたかった」
・「(将来は)草野球を極めたい」
・「(小学生の自分に向かってかける言葉は)契約金1億円ももらえない:ある意味挫折」
・「アメリカでは外国人になったことで、ひとの心をおもんばかるようになった」
・「じゃあ、そろそろ帰りますか」
 

深夜にもかかわらず会見は1時間20分にも及んだ。彼のサービス精神には頭が下がる。ちなみに、テロップのリアルタイム表記にAIを使っていたようだが、おかしな変換が多々見られた。それを考えると機械よりもまだ人間がマシかと思った次第である。

イチローの引退

イチローが3月21日に現役を引退した。彼の日米の野球界に残した記録は絶大のものであり、その数字の数々をここで取り上げる必要は無いだろう。先日、日本で開催されたMLBマリナーズ開幕戦に先発出場したイチローは、彼が試合後の引退会見で言っていた”ギフト”そのものであったのは間違いない。それに2試合目の9回表守備についたイチローに監督が交代を告げると、それぞれ守備についていたマリナーズの選手たちが試合中にもかかわらずみんなベンチ前に戻り、イチローに各自ハグして彼に対する敬意の念を表した。これは異例のことであり、それを許した審判団へも拍手を送りたい。そして、試合が終了し再び球場に現れたイチローの最後のユニフォーム姿を見ようとほとんどの客が残っていた。それを見たイチローは今まで経験した中で一番思い出に残るシーンだとのちの記者会見で述べている。
彼が今後何をするかは興味の深いところではあるが、まずはお疲れ様、ひと休みしてくださいと言いたい。もちろん彼は休むことはしないだろうが‥。